手足 筋肉痛 病気

手足に筋肉痛が起きる病気とは

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普段はしなれない運動をすると翌日以降に手足やお腹、背中などさまざまな部分に筋肉痛が起こります。
これは遅発性筋痛と呼ばれています。
このような筋肉痛がなぜ起きるのか、そのメカニズムはまだはっきりとはわかっていません。
現在では、手足などの運動によって筋線維に負荷がかかって細かな傷がつき、その傷を修復しようとして白血球が集まって炎症が起きるためと考えられています。
炎症でさまざまな刺激物質が産生され、それが筋膜を刺激して筋肉痛として感じられるのです。
これは生体の正常な反応によるもので、病気ではありません。
俗説に年齢が高くなるほど運動をおこなってから筋肉痛が出るまでに時間がかかるといわれていますが、実際にはそのようなことはなく、それは個人差の範囲と考えられます。
筋線維は傷つくと、その前の状態よりも強いものへと回復する性質があります。
筋トレはこれを利用しておこなわれています。
手足の筋肉を太く大きくしたい場合は、強い負荷をかけて繰り返す回数を少なくします。
手足の筋肉をそれほど太くしたくない場合には、負荷を軽めにして繰り返す回数を多くします。
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運動後の手足の筋肉痛は病気ではありませんが、病気の症状のひとつとして筋肉痛が出るものもあります。
手足だけでなく全身の筋肉痛が見られるのがインフルエンザです。
発熱や咳といった風邪のような症状に加え、全身の筋肉痛がみられる場合には、インフルエンザを疑って早めに受診しましょう。
膠原病の一種である皮膚筋炎や多発性筋炎は、手足の筋肉に原因不明の炎症が起きて、筋肉痛を訴える病気です。
おおむね予後は良好ですが、間質性肺炎に注意が必要です。
びまん性筋膜炎は筋膜に炎症を起こす病気で手足などの筋肉痛を訴えることがあります。
リウマチ性多発筋痛症は、「リウマチ」という病名がついていますが、関節リウマチとは異なる病気です。
体幹部分に近い筋肉の痛みやこわばりが主症状の病気で、一般に60歳以上の高齢者に起きる原因不明の病気です。
診断がつけば、ステロイド剤でコントロールが可能です。
線維筋痛症は膠原病類縁疾患とされ、中高年以上の女性に多い原因不明の病気で、全身の筋肉に痛みやこわばりが出ます。
完治は難しく、薬物治療だけでは限界があるため、認知行動療法や運動療法を併用して慢性疼痛への対策をおこないます。
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